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徹底比較!日中韓 しきたりとマナー~冠婚葬祭からビジネスまで』

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No.0704

 

 わたしのブログ記事「礼と人間尊重」に書いたように、『徹底比較!日中韓 しきたりとマナー~冠婚葬祭からビジネスまで』(祥伝社黄金文庫)が刊行されました。


 本書には、東アジアの平和への強い願いが込められています。
 もともと、日本も中国も韓国も儒教文化圏です。孔子の説いた「礼」の精神は中国で生まれ、朝鮮半島を経て、日本へと伝わってきたのです。しかしながら、現在の中国および韓国には「礼」の精神が感じられません。尖閣諸島や竹島をめぐる領土問題も深刻化する一方ですが、もともと「礼」とは2500年前の中国の春秋戦国時代において、他国の領土を侵さないという規範として生まれたものだとされています。

 

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   冠婚葬祭からビジネスまで

 


 中国や韓国は、日本にとっての隣国です。隣国というのは、好き嫌いに関わらず、無関係ではいられません。まさに人間も同じで、いくら嫌いな隣人でも会えば挨拶をするものです。それは、人間としての基本でもあります。

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   「日中韓3つのつながり」

 


 そして、この人間としての基本が広い意味での「礼」です。「礼」からは、さまざまな「しきたり」が派生しました。本書は、「ライフスタイル」「冠婚葬祭」「伝統行事」「子育てと教育」「ビジネスマナー」といった5つのパートに分かれ、それぞれの分野の「しきたり」を紹介しています。特に、「冠婚葬祭」や「伝統行事」は類書にない詳しさであり、資料的な価値も大きいのではないかと思っています。

 

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   「現代の婚礼」

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   「変わりゆく埋葬法」

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   「お中元とお歳暮」

 


 本書の「目次」は、以下のような構成になっています。


<はじめに>
「礼」の精神と日中韓
日中韓の3つのつながり

 

〔パート1〕ライフスタイル
(知っておこう:1)伝統を残しつつ進む欧米化
 ●さまざまな色の伝統衣装
 ●人気のファッション
 ●思想を取り込む伝統料理
 ●生活に合わせた食事
 ●親睦を深める飲酒文化
 ●身近になった喫茶文化
 ●伝統的な家屋
 ●室内での過ごし方
 ●発達する交通機関
 ●便利になった通信事情
 ●伝統の娯楽と現代の娯楽
 ●儒教が下地の家族関係
 ●気を配る人づき合い
(ココにも注目:1)グルメの中心は北!?


〔パート2〕冠婚葬祭
(知っておこう:2)冠婚葬祭と宗教の深い関係
 ●移り変わる成人式
 ●結婚までの段取り
 ●伝統的な婚礼
 ●現代の婚礼
 ●来客者の決まりごと
 ●ゆらぐ結婚観
 ●複雑な氏姓制度
 ●敬老精神が生んだ年祝い
 ●神道式と仏教式の葬儀
 ●変わりゆく埋葬法
 ●個人専用と家族の墓
 ●供養の儀礼(1)
 ●供養の儀礼(2)
 (ココにも注目:2)近代化で静かで簡素に


〔パート3〕伝統行事
 (知っておこう:3)文化融合をくり返す年間行事
 ●十二支で親しまれる暦
 ●農作業と「二十四節気」
 ●年末の過ごし方
 ●新年の到来を祝う正月
 ●季節ごとの行事(1)
 ●季節ごとの行事(2)
 ●さまざまな祝祭日
 ●お中元とお歳暮
 (ココにも注目:3)開戦の日も祝日!?


〔パート4〕子育てと教育
 (知っておこう:4)受験で決まる子どもの将来
 ●父親と母親の立場
 ●少子化による影響
 ●学力の実態
 ●学業以外の学校生活
 ●居残り勉強と塾通い
 ●受験戦争のラストスパート
 ●大学進学と就職事情
 (ココにも注目:4)英語で国語力が低下!?


〔パート5〕ビジネスマナー
 (知っておこう:5)古くて新しい企業人の思考
 ●上司と部下の関係
 ●ビジネス上の礼儀作法
 ●ビジネスパーソンの日常
 ●酒の席でのルール
 ●社内での決済と呼称
 ●転職と起業
 ●ビジネス上の人間関係


 わたしは、造事務所の副社長である「出版界の木下藤吉郎」こと堀川尚樹さんの依頼で、本書の監修者をお引き受けしました。造事務所さんとは、これまで多くの仕事をさせていただいてきました。また、造事務所さんはベストセラー『こんなに違うよ! 日本人・韓国人・中国人』という本を世に送り出しています。 まさに、わたしは最高のコラボの相手を得たと言えるでしょう。


 しかも、担当者は中田公平さん。大学で中国文化を学んだ金沢出身のナイスガイです。中田さんには、『世界一わかりやすい「論語」の授業』』(PHP文庫)の編集面でも大変お世話になりました。


 それぞれの国の「しきたり」を知ることは、その国の文化を知ることです。
 そして、互いの文化の違いと共通点を知ることは、その国の国民の「こころ」を知ることに他なりません。わたしはこの本が日中韓の相互理解、国際親善、そして世界平和につながることを願っています。


 みなさんも、ぜひ『徹底比較!日中韓 しきたりとマナー』をご一読下さい。