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永遠図書館(1・2巻)』

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No.0666

 

 『永遠図書館』(1・2巻)赤星治人著(講談社)を読みました。

 

 いま、コミックの世界では「図書館コミック」というジャンルが生まれつつあります。その代表作ともいえる名作が本書です。


 ちょっと絵柄が萌え系で、正直言って、わたしの趣味ではありません。

 

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   世界で最初の本を読みたい


 

 しかし、「図書館」がテーマということで読んでみた次第です。第1巻の帯には「世界で最初の本を読みたい。」と大きく書かれ、「少女は幼い頃からの願いを胸に、『永遠図書館』の白道司書(ベルベット)を目指す」と続きます。


 アマゾンでは、第1巻の内容を次のように説明しています。

 

 「『宇』とは空。『宙』とは時。そこは宇と宙の狭間に在るコネプルシア図書館。そこには全宇宙の歴史と英知が集まるが故に、通称『永遠図書館』と呼ばれています。そして、本が大好きな少女メシェは、幼い頃からの憧れだったその図書館の『白道司書<ベルベット>』を目指しています。いつか、『世界で最初の本』を読む日を夢見て―」

 

 また、第2巻の内容は次のように説明されています。

 

 「全宇宙の歴史と英知が集まるが故に『永遠図書館』とも呼ばれるコネプルシア図書館。その禁断の中央書庫塔の深奥にあるという『世界で最初の本』を 読む夢を抱く白道司書<ベルベット>メシェは、未だ見習いの身。そんな彼女に、白道司書<ベルベット>として独り立ちできるか否かを決する試練の 時が訪れようとしていました―」


 まず、『永遠図書館』というタイトルが素晴らしいですね。わたしの敬愛する作家であるボルヘスの『バベルの図書館』を連想させます。

 

 また、本書のストーリー自体もボルヘスの世界を彷彿とさせる神話とファンタジーの融合のような幻想的な物語になっています。あまりにも超現実的な世界を描いていて、舞台は図書館というイメージを超越してしまっています。

 

 まるで「図書館星」とでも呼ぶべき惑星の歴史を読んでいるようです。