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無縁社会から有縁社会へ』

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No.0634

 

 今年1月18日の座談会「無縁社会シンポジウム」は、各方面から大きな反響を呼びました。(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の主催で、「無縁社会を乗り越えて~人と人の"絆"を再構築するために」という新春座談会でした。各種メディアでも報道されました。


 その内容が、『無縁社会から有縁社会へ』(水曜社)として単行本になりました。本書の表紙には、海辺にたたずむ少女の後ろ姿の写真が使われています。おそらく、津波の後の三陸のおだやかな海なのでしょう。帯には、「毎年3万人以上が"孤独死"するこの国を、大震災が襲った。6人の論客が"有縁の未来"を模索する。」と書かれています。


 また、アマゾンの「内容紹介」には次のように書かれています。

 

 「"無縁社会"の中で毎年3万2千人が孤独死する。少子化、非婚、独居・・・・・。

 近い将来において、孤独死は高齢者だけの問題ではなくなる。血縁や地縁が崩壊しつつある現在、孤独死はあなたの身近に起こりうる緊急の社会問題である。薄れる家族関係、ワーキングプア、生活保護など現代日本の問題点に警鐘を鳴らし、人と社会との絆を取り戻すために何が必要かを考える座談会の書籍化」


 今から振り返っても、「無縁社会の克服」のための画期的な座談会でした。司会には佐々木かをり氏をお招きしました。出演者は、以下のメンバーです。

 

●島薗進氏(宗教学者、東京大学大学院人文社会系研究科教授)

●鎌田東二氏(宗教哲学者、京都大学こころの未来研究センター教授)

●山田昌弘氏(社会学者、中央大学教授、内閣府男女共同参画会議民間議員)

●奥田知志氏(牧師、ホームレス支援全国ネットワーク理事長)

●一条真也(作家・経営者・平成心学塾塾長・北陸大学客員教授)

 

 わたしも、冠婚葬祭互助会業界を代表して座談会に参加しました。互助会の社会的役割が根本から問われている今、自分なりの考えを述べました。


 本書の「目次」は、以下のような構成になっています。

 

「まえがき」

座談会出席者

「孤独死」3万人の衝撃

「無縁」と「社会」との断絶

縁をつなぐ社会に

「おわりに」


 「まえがき」は全互協の杉山雄吉郎会長が、「おわりに」は北村芳明副会長が、当日の挨拶をもとに書かれています。杉山会長は静岡の冠婚葬祭王、北村副会長は新潟の冠婚葬祭王でもあります。本書は、全互協としては初の一般用書籍となります。

 

 『無縁社会から有縁社会へ』の出版がきっかけとなって、多くの方々が無縁社会を乗り越え、新しい「絆」を作られることを願っています。どうぞ、ご一読下さい!